
auひかりの専用ルーターは絶対必要なの?
auひかりは、独自回線を利用した光回線サービスで安定した通信速度が出ることに定評があります。
そんなauひかりですが、ホームゲートウェイという専用ルーターを設置する必要があります。
このホームゲートウェイにはWiFi機能をオプションでつけることができますが、月額料金が発生してしまいますが、これを無料にする方法があります。
この記事ではauひかりのホームゲートウェイの基本情報を中心に、そのほか市販ルーターの使い方などを解説していきます。
↓当サイトおすすめルーター↓
BUFFALO AirStation WSR-1800AX4S ![]() | ASUS TUF Gaming AX5400 | NEC Aterm PA-WX3600HP ![]() | |
5GHz | 1201Mbps | 4804Mbps | 2402Mbps |
2.4GHz | 573Mbps | 574Mbps | 1147Mbps |
auひかりではルーターのレンタルが必須|無料で利用する方法
auひかりでは、ルーター(ホームゲートウェイ)のレンタルが必須となっています。
他社回線のように、モデムのみレンタルしてルーターを自前で用意するといった方法は不可能です。
このホームゲートウェイでWiFi機能を使うためには月額550円必要ですが、こちらを無料にする方法があります。
ホームゲートウェイのWiFi機能を無料レンタルする方法は下記のとおりです。
auスマートバリューか自宅セット割適用で無料になる
auひかりのホームゲートウェイは、auスマホとのセット割『auスマートバリュー』か、UQモバイルとのセット割『自宅セット割』を適用すると無料でレンタルできます。
それぞれの適用方法は下記にまとめていきます。

どちらもひかり電話の契約が必須となっています。
auスマートバリューの適用方法
auスマートバリューは、auスマホとauひかりをネットとひかり電話で利用すれば適用することができます。
auスマホの割引額に関しては、契約しているデータプランによって変動します。
現在受付中のプランではピタットプランなら毎月500円割引。それ以外のプランなら毎月1,100円割引となります。
自宅セット割の適用方法
自宅セット割は、UQモバイルとauひかりをネットとひかり電話で利用することで適用可能となります。
UQモバイルの割引額については、S・Mプランは毎月638円。Lプランでは毎月858円割引となっています。
さらに13ヶ月間データ量増量オプションも無料で利用することが可能です。
中継機を用意しなければならない場合もある
auひかりを利用する場所が広い家屋や建物で、親機から離れた部屋でWiFiを利用する場合は中継機を準備する必要がある可能性があります。
中継機は、auひかり純正か市販の中継機能付きルーターを利用することができます。

おすすめの市販ルーターについては下記の項目で解説しています。
auひかりの専用ルーター(ホームゲートウェイ)の役割は?特徴や機能を解説
ここではauひかりのホームゲートウェイの特徴や機能などを解説していきます。
主な機能内容は以下のとおりです。
無線LAN機能が搭載されている
auひかりのホームゲートウェイには、無線LAN機能(WiFi)を搭載することが可能となっています。
ですので、auひかりを契約後に別途WiFiルーターを用意する必要がありません。
はじめて光回線を利用する方や、機械関係が苦手な方などには助かる仕様ですね。
ですがこちらを利用するためには、月額550円が必要です。

手軽にWiFiが使いたいならおすすめ!
光電話の機能が搭載されている
ひかり電話とは、光ファイバーを利用したIP電話サービスのことで、NTTの一般電話よりも安い料金で固定電話が使えるようになります。
auひかりでは、インターネットとセット利用でひかり電話も申し込むことができます。
ひかり電話を利用しない場合でも、ホームゲートウェイは必須なので覚えておきましょう。

NTT一般電話を使っているなら番号そのままで利用できます!
複数の端末と同時接続できる
ホームゲートウェイは、一般的なWiFiルーターと同様にスマホやパソコンなど複数の端末と同時接続が可能です。
これからauひかりホームタイプを契約する場合に提供される『Aterm BL1000HW』は、最大32台まで接続が可能です。
同時利用については、10台以下がメーカーの推奨台数となっています。

家族での利用でも安心です!
auスマートバリューを適用すれば永年無料で使える
ホームゲートウェイは上記の項目でも紹介したように、auスマホとのセット割『auスマートバリュー』を適用すれば、永年無料で利用できます。
そのほか、UQモバイルとのセット割『自宅セット割』でも同様です。
すでにauスマホ、UQモバイルを利用している方はもちろん、光回線の乗り換えと同時にスマホの乗り換えも検討してみることをおすすめします。

UQモバイルなら通信費を抑えめにすることができます!
【4ステップ】auひかり専用ルーター(ホームゲートウェイ)の接続方法
こちらではauひかりのホームゲートウェイの接続方法を解説していきます。
ホームゲートウェイを接続させるまでの流れは以下のとおりです。
STEP①:auひかりの開通工事を行う
auひかりは独自回線のため、新規申し込みの場合は必ず屋外工事と屋内工事を実施することとなります。
屋外工事では、電柱からauひかりの光ファイバーを建物に引き込みます。
その後屋内工事で、光コンセントを設置する流れとなっています。
この開通工事は立ち会いが必須となっているので、日程を工事業者と合わせる必要があるので注意してください。

4月、9月前後は工事が混み合うため遅くなる傾向にあります。
STEP②:光コンセントとONUを接続する
auひかりの開通工事が完了後は、光コンセントとONUを接続します。
光コンセントとONUは専用のケーブルで接続するので、わかりやすく誰でも接続できます。
壁からの光コンセントのケーブルは傷みやすいので、なるべく手が触れないようにしておくことをおすすめします。

光コンセントによって配線方法が違います。
STEP③:ONUとホームゲートウェイを接続する
ONUへの接続が完了したら、つづいてONUとホームゲートウェイを接続します。
こちらの接続はLANケーブルを使って繋げる形式となっています。
ホームゲートウェイには複数のLAN端子があるので、間違えないようによく確認して接続しましょう。

指定の端子があるので説明書などを要チェックです。
STEP④:ホームゲートウェイからPCやスマホに接続する
ホームゲートウェイが正常に動作することを確認が完了すれば、スマホやパソコンなどに接続していきましょう。
デスクトップパソコンや据え置き型ゲーム機などを有線LAN接続する場合は、そのままLANケーブルを繋げるだけで接続完了です。利用するLAN端子は1〜3を利用します。
無線LAN接続(WiFi)の場合は、ホームゲートウェイにSSIDやパスワードが記載されているので、その情報をスマホなどに設定しましょう。

市販ルーターを使う場合も、SSIDやパスワードを入力する流れは同じです!
auひかり専用のWiFiではなく市販のルーターも使える?
こちらではauひかりで市販ルーターを使う方法やメリット・デメリットを解説していきます。
主な内容は以下のとおりです。
無線LAN親機能をオフにする
auひかりのネットワーク環境で市販WiFiルーターを使用する場合は、市販ルーターの機能を『中継機モード』として利用する必要があります。
中継機モードにする理由は、上記で解説したホームゲートウェイがすでに『ルーター』としての機能が働いています。
ここで市販ルーターもルーター機能を動かしてしまうと、ルーターが重複してしまうためネットワーク環境として健全ではない状況になってしまいます。
こういった理由からauひかりでの市販ルーターの利用は『中継機モード』で動かす必要があります。
市販ルーターは各メーカーが多くの機種を販売していますが、中には『中継機モード』が無い機種もあります。
auひかりでは必須の機能なので、市販ルーターを選ぶときは中継機能がついているものを選ぶようにしましょう。

ベーシックモデルには中継機モードがないことがあるので要注意!
auひかりで市販ルーターを使うメリット
auひかりで市販ルーターを使うメリットは、下記のとおりです。
・ニーズに合わせた機種を自由に選ぶことができる
まずはWiFiオプション費用を節約できることにつながります。
ホームゲートウェイはWiFiを利用するためには月額550円が必要です。
年間では6,600円、2年間で13,200円となります。市販ルーターであれば、1万円以上出せば十分な機能を持ったルーターを購入することができます。
2つ目のメリットにも繋がりますが、市販ルーターを準備することで自由に好きなルーターを選んで使うことができます。
ホームゲートウェイだけの機能では足りない部分があるので、少しでもこだわりがある場合は市販ルーターでのWiFi接続をおすすめします。

なるべく価格を抑えたい場合も市販ルーターがおすすめ!
auひかりで市販ルーターを使うデメリット
・適切なWiFiルーターを選ぶ必要がある
1つ目のデメリットは、設置する機械が増えてしまうため配置するスペースが必要になります。
こういったネットワーク機器は、一度設置するとほとんど触れることがない機械です。ですが、インターネットを使う上では必須の機械です。
定期的な掃除やメンテナンスなどなるべく管理がしやすい場所、かつあまり目立たない場所に置きたい機械ですよね。
そういったスペースを作っていく上で、機械が増えてしまって広げなくてはいけないのは痛いところです。
2つ目のデメリットは、適切なルーターを選ぶ必要があるということです。
WiFiルーターは様々なメーカーから発売されており、家電量販店でも店舗によってはかなり大規模な展開がされているところもあります。
その中から適切なルーターを選ぶのは、機械関係が苦手な方には難しく購入してもそれが合っているのかわからないこともありますよね。
価格面ではネットショップで買うほうが安い場合が多いですが、何を買えばいいかわからない場合は家電量販店でスタッフに相談するのもおすすめです。

家電量販店なら実物の大きさも見れるのでイメージしやすいですね!
【条件別】auひかりに使うならこの市販ルーターがおすすめ|人気の機種5選
こちらでは、auひかりで利用をおすすめしたい市販WiFiルーターを紹介していきます。
ここで紹介する機種は下記の5点となっています。
商品名 | バッファロー WXR-6000AX12S | ASUS TUF Gaming AX5400 | エレコム WRC-X5400GS-B | NEC Aterm WX5400HP | BELKIN Linksys Atlas Pro 6 |
参考価格 | 26,901円 | 21,780円 | 14,080円 | 14,328円 | 16,010円 |
最大通信速度 | 5GHz:4803Mbps 2.4GHz:1147Mbps | 5GHz:4804Mbps 2.4GHz:574Mbps | 5GHz:4804Mbps 2.4GHz:574Mbps | 5GHz:4804Mbps 2.4GHz:574Mbps | 5GHz:4800Mbps 2.4GHz:600Mbps |
周波数 | 2.4GHz/5GHz | 2.4GHz/5GHz デュアルバンド | 2.4GHz/5GHz | 2.4GHz/5GHz | 2.4GHz/5GHz デュアルバンド |
LANポート | 4ポート 10G対応 | 4ポート | 4ポート | 4ポート | 3ポート |
特徴 | 外付けアンテナ搭載 10Gbpsポート | ゲーミング特化機能 | トリプルコアCPU | メッシュ機能 | 独自メッシュ機能 |
・ASUS TUF Gaming AX5400:ゲーミング向け超高速WiFiルーター
・エレコム WRC-X5400GS-B:トリプルコアCPU搭載で安定した処理
・NEC Aterm WX5400HP:家電批評ベストバイ受賞の実績あり
・BELKIN Linksys Atlas Pro 6:コンパクトでデザイン性の高いルーター
バッファロー WXR-6000AX12S:外付けアンテナ、10Gポート搭載の高機能モデル
バッファローから発売されている『WXR-6000AX12S』は、最大4803Mbps対応の高速高機能モデルです。
このルーターには外付けのアンテナが搭載されており、電波を飛ばしたい方向に簡単に調節できることが特徴の一つです。
さらに、高速規格であるWiFi6に対応、離れた場所でもしっかり端末を捉える『8×8 ビームフォーミング』、10G回線対応のLANポートも搭載と機能も充実しています。
この機種は価格が割高であり、アンテナ搭載のためかなり場所もとってしまうところがデメリットです。
ですが、どういったWiFiルーターを買えばいいのかわからないといった場合は、スペースにさえ問題なければこのレベルのルーターを設置すれば問題なく利用できます。

バッファローの中でも最上位モデルです!
ASUS TUF Gaming AX5400:ゲーミング向け超高速WiFiルーター
ASUS TUF Gaming AX5400は、ゲーミング利用向けのWiFiルーターです。
WiFi6対応、リンクアグリゲーションによる最大2Gbpsの通信、熱対策の排気口、2つのヒートシンクなどを搭載し安定性と耐久性にも優れています。
ゲーミング特価機能として、モバイルゲーム通信を優先処理する『モバイルゲームモード』、有線LAN接続を安定させるゲーミングLANポートを搭載。
そのほか『オープンNAT』『アダプティブQoS』など特別な処理ができる機能が搭載されています。
WiFi接続でオンラインゲームをする場合は、この機種を検討してみましょう。

もちろんゲーミング以外でも使えます!
エレコム WRC-X5400GS-B:トリプルコアCPU搭載で安定した処理
エレコム WRC-X5400GS-Bは、最大4804Mbps+574MbpsでWiFi6対応のすっきりした筐体のWiFiルーターです。
トリプルコアCPUを搭載しており、複数台同時接続でも安定した処理、通信を可能としています。
アンテナは内蔵アンテナとなっていますが、大手アンテナメーカーの『DXアンテナ』監修で全方向に対して効率的な通信を実現しています。
セキュリティWiFiやこどもネットタイマーなど家族で利用しやすい機能も搭載されています。

小さめなサイズも置きやすくてGOOD!
NEC Aterm WX5400HP:家電批評ベストバイ受賞の実績あり
NECから販売されている『WX5400HP』は、家電製品比較メディアの『家電批評』から2022年8月号で実家用WiFiルーター部門でベストバイを受賞している機種です。
最大4804Mbps+574Mbpsの十分な通信速度と、自動で周波数帯を選択する『バンドステアリング機能』、WiFi6対応など通信機能は充実しています。
メッシュ中継機能も持っているため、メッシュ中継に対応した機種を複数台用意すれば家屋内でとても安定したWiFiネットワークを構築することができます。
価格もそこまで高くないため、無難なWiFiルーターといえます。

はじめてのルーターならこちらを選ぶのもありです!
BELKIN Linksys Atlas Pro 6:コンパクトでデザイン性の高いルーター
BELKIN Linksys Atlas Pro 6は、WiFi6対応のメッシュに特化したWiFiルーターです。
1台の利用でも30台以上の端末と接続でき、最大250平方メートルまで電波を飛ばすことができます。
BELKIN独自のメッシュ機能により、同商品を組み合わせることでさらに安定したネットワークを家中に張り巡らすことが可能です。
ルーター自体もコンパクトな設計となっており、家の至るところにおいても邪魔にならないシンプルでおしゃれな外観です。
家中を安定したWiFiでつなぎたい、おしゃれなルーターが欲しいといった方には特におすすめの機種です。

とにかくおしゃれ!ルーターっぽくない見た目がいい!
auひかりのルーターに関するよくある質問は?
ここではauひかりのルーターに関するよくある質問をまとめていきます。
主な質問内容は以下のとおりです。
auひかりのホームゲートウェイを交換する方法は?
auひかりのホームゲートウェイは、基本的には『My au』という専用のウェブサイトで交換を申し込むことができます。
交換費用として3,300円が発生するので注意してください。
My auからうまく申し込みができない場合は、auひかりのカスタマーサポートに相談してみましょう。
TEL:0077-77(通話料無料)
受付時間:9:00〜20:00 年中無休
auひかり専用ルーターを交換したいときに使える問い合わせ先はどこ?
auひかりの専用ルーター(ホームゲートウェイ)が故障などで交換したい場合には下記の問い合わせ先を利用しましょう。
TEL:0077-7084 通話料無料
受付時間:9:00〜18:00 年中無休
auひかりでは専用ルーターを無料でプレゼントされる?
auひかりでの専用ルーター(ホームゲートウェイ)のプレゼントは、行っていません。
市販メーカーのWiFiルーターがプレゼントについてはプロバイダによって行っています。取り扱いはプロバイダによって違うのでそれぞれ確認しておきましょう。
まとめ:auひかりの専用ルーターは条件を満たせば無料で使える
この記事ではauひかりのホームゲートウェイを中心に解説しました。
全体を通して抑えておきたいポイントは以下のとおりです。
・ホームゲートウェイにはひかり電話の機能が搭載されている
・設定を変えれば市販ルーターが利用可能
auひかりでは、ホームゲートウェイというauひかり専用ルーターが必須となります。
このホームゲートウェイにWiFi機能をつけると月額550円が発生します。
この金額については、auスマホセット割『auスマートバリュー』かUQモバイルセット割『自宅セット割』を適用すれば永年無料となります。
ホームゲートウェイにはひかり電話機能もついていますが、ひかり電話を利用しない場合でもホームゲートウェイは必要なので注意しましょう。
ホームゲートウェイはルーター機能も搭載されているので、市販ルーターを利用する場合は『中継モード』で動作させます。
メッシュWiFiなどを増設させることで、さらに幅広いWiFiネットワークを構築することができます。
ホームゲートウェイのWiFi機能では足りないといった場合は、市販ルーターを準備することをおすすめします。
最低限WiFiが使えればいい、機械関係はよくわからないといった場合にはホームゲートウェイにWiFi機能をつければ気軽に利用することが可能です。

ホームゲートウェイと市販ルーターをうまく使い分けましょう!


